0603ブログ

名古屋在住アラフォーママの子育て

子育てで大事にしていること

先日息子の通う発達支援センター通園部のクラス懇談会がありました。

2、3歳児で構成される息子のクラスには様々なタイプの子がいます。

そのほとんどは身体的な障害ではなく、いわゆる発達障害とよばれるものが多いです。ママ達はこれまでの子育てで大変な思いをしてきた者同士とても仲がよく、日々の生活のことや、子供の成長、今後の不安など時々おしゃべりする機会を設けてはストレス発散をしています。

普段はこどもを預けた後、近所の喫茶店でおしゃべりしているのですが、その日は先生達を交えての懇談会ということで表題のお題が事前に出されました。

毎日の生活でいっぱいいっぱいで正直「子育てで大事にしていること」なんて考えながら子育てしていなかったのですが、そう言われてみると何だろうと自分なりに考えてみました。

 

息子は2歳4ヶ月の時に広汎性発達障害と診断されました。

それまでは息子のおかしな行動の一つ一つをインターネットで検索してはやっぱりこの子は何か障害があるのかな、いや大丈夫、他の子だってこういう事するし…などと不安になっては自分で自分を励ましてを繰り返し精神的に疲れてしまう。そんな生活をしてました。

診断が下りてからもこれからの不安でいっぱいで受け入れるまでに時間がかかりました。

でも楽にもなった気がします。無駄にいろいろ考えることがなくなって「この子の為にできることをする」一本に考えることが絞れたので。

2歳半でやっと言葉が出始め、2歳10ヶ月で今の支援センターに通い始めてからは、気持ちを共有するママたち、子供に寄り添ってくれる先生方のおかげで私の精神的な不安も軽減し、今は多少の事があっても「ま、いっか」と思えるようになりました。

息子の為にできればいつも笑顔のママでいたい。

毎日笑って過ごしたい。

そう思っています。

なので完璧じゃなくても「ま、いっか」と思うようにしています。

私の子育てで大事にしていることと言えばそんなことぐらいなのですが、ある一人のママがお話してくれた事が心に響いて感動してしまったのでここに書きます。

そのママの娘さんはダウン症の女の子で生後1日目でその事がわかったそうです。

ママは毎日泣いてばかりいたそうですが、ある日その子の写真を見返してやっぱりかわいくて、こんなにかわいいのに自分はどうして起きてもいない不幸ばかりを考えては泣いてばかりいたんだろう?その子と過ごす日々がそんな泣いてばかりの日々になってしまってはもったいない、と気持ちをあらため日々大事にしないとという風に切り替えられたそうです。

本当にその通りだなと思いました。

こんな風に考えられるようになるまですごく時間がかかったと思います。

でもその通りなんです。

障害の程度や種類はさまざまでも子供たちのことを心配する親の気持ちは変わらないと思いますのでこの言葉とっても胸に響きました。

わたしもそんな風に思いながらうちのやんちゃ坊主と向き合っていきたいと思います。